日原の見方・歩き方
日原は深い渓谷の中に集落があり、集落の先で日原本谷、小川谷と大きく2つの谷に分かれる。さらに両谷にいくつもの小さな谷が流れ込む。いづれの谷も急峻な地形の中を一気に流れ落ちる。
この急峻な地形は、人の活動を拒み、手つかずの自然が残されてきた。春の芽吹きや新緑、紅葉の見事さは他の景勝地にひけをとらない。動物や鳥などの生き物や、滝など見所も多い。
ここでは日原林道、小川谷林道周辺を中心とした日原の自然の見方・楽しみ方のいくつかと、雲取山を初めとした山の案内をしています。
☆ 鍾乳洞探検 日原をイメージするものといえば、自然の豊かさとともにまず鍾乳洞。最初に鍾乳洞を見る(探検する)ことをお勧めします。旧洞も素敵ですが、急な階段を登り、新洞には数々の鍾乳石や石筍が林立し、神秘なイメージを広げます。
☆ 桜を見る
4月中旬、集落周辺の桜が咲き出し、5月上旬にかけ徐々に本谷、小川谷林道へと咲きあがっていきます。
☆ 新緑を見る
4月中旬、集落周辺から木々の芽吹が始まり、少しづつ上へ上への緑の階段が駆け上がっていきます。
☆ 紅葉を見る
11月上旬をピークに日原周辺の山や谷は、鮮やかな色彩で彩られます。
☆ 雪景色を見る
積雪の後は冬寒の景色が一変、自然の雪景色の素晴らしさに出会えます。
☆ 谷を見る
谷に降りられる場所は限られますが、素晴らしい渓谷美を味わうことができます。
☆ 滝を巡る
日原周辺には、地形が急峻なゆえ、幾多の滝があり、中には人を寄せつけないものもあります。
☆ 森を見る
東京都は全国で8番目のブナ林の面積があります。その他谷筋や山には原始の森も残されています。
☆ 巨樹を見る
自然林の多い日原、当然巨樹も多く見られます。そのごく一部を紹介してあります。
☆ 動物を見る
集落周辺でも対岸にはカモシカやシカが出没し、山に入ればうまくすれば動物に出合うことも。
☆ 鳥を見る
林道周辺を歩くと、一年を通し様々な鳥の声が聞かれ、粘れば姿を見る機会も増えます。
☆ 山を歩く
日原は東京都の最高峰・雲取山(標高2,017m)を初め、石尾根や都県境尾根(長沢背稜)など、東京都で最も高い山々の出発点になっています。
ここでは、奥多摩で活動している登山グループの、日原周辺の山々の登山記録とリンクしています。